個人年金中心の保険
個人年金中心の保険設計
たとえば、「老後の生き方」
「趣味や旅行を楽しみたい」方がいます。
「ボランティア活動に取り組む」方もいます。
あなたなら、何を望みますか?
第二の人生は思いのほか早く、確実にやってきて、20年以上も続いていくのがふつうです。
この長い年月を、あなたが望む生き方、生活レベルで過ごしていくためには、どのくらいの資金が必要になるでしょうか。
もし、公的年金や退職金などでまかなえないとしたら、その不足分は今から用意していくほかありません。もちろん、家計のバランスをとりながら、あなたにあった貯蓄・運用方法で。
個人年金保険にはどんな種類がある?
個人年金保険
年金開始時に年金額が確定するものもあります。
変額個人年金保険
「年金の受取期間」は一生涯?それとも一定期間?
一生涯受け取るタイプは公的年金や企業年金の不足を補う「上乗せ資金」に、一定期間受け取るタイプは公的年金の支給開始までの「つなぎ年金」などに適しています。
公的年金
公的年金には、国民年金と厚生年金があります。
自営業者・学生などや、会社員・公務員などの配偶者は国民年金に加入しますが、会社員や公務員などは厚生年金に加入することで同時に国民年金にも加入しています。
公的年金制度は、全国民共通の基礎年金(1階部分)とその上乗せ部分としての厚生年金や共済年金による報酬比例の年金(2階部分)で構成されています。
その他に、会社員のより豊かな老後を保障するものとして厚生年金基金や確定拠出年金(3階部分)があり、また、自営業者に対し基礎年金の上乗せ年金を支給するものとして国民年金基金(2階部分)があります。
公的年金のその他の保障
年金というと「老齢年金」のことと思いがちですが、このほかに「遺族年金」「障害年金」の2つがあります。
- 遺族年金:年金加入中有や受給中などに死亡したとき、その人によって生計を維持されていた一定の遺族が受け取れる年金です。
- 障害年金:年金加入中に所定の障害状態になったときに受け取れる年金です。
もしものときの必要資金
ライフスタイルや家族構成などに応じて必要になる項目は異なりますが、介護が必要になった際に利用する介護用品などの金額の目安は下の表のとおりです。
なお、下表のうち一定の福祉用具については、公的介護保険の貸与制度があり、ポータブルトイレについては特定福祉用具購入費の支給対象となります。
また自宅の改修などについても公的介護保険の対象となる場合があります。
平成30年10月からは、国が商品ごとの全国平均貸与価格を公表するとともに、商品ごとの付与上限額を設定する予定です。
自腹で購入等した場合の初期費用(目安)
車いす
| 自走式4〜15万円、電動式30〜50万円
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特殊寝台
| 15〜50万円
機能により金額は異なる |
移動用リフト
| 据置式20〜50万円(工事費別途)
レール走行式50万円〜(工事費別途) |
ポータブルトイレ
| 水洗式1〜4万円、シャワー式10〜25万円
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手すり
| 廊下・階段・浴室用など1万円〜
サイズ・素材により金額は異なる(工事費別途) |
階段昇降機
| いす式直線階段用50万円〜(工事費別途)
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有料老人ホーム
| 入居一時金方式(全部)2,500万円(平均額)
入居一時金方式(一部)500万円(平均額) 月額管理料10〜30万円/月(介護付き終身利用型の場合) |